セントバーナード写真とピンボケ親爺のブログ

セントバーナードのピンボケ写真とピンボケ親爺が綴るピンボケなブログ

F-3胎40日を迎えました。

屋外生活を始めたF-3胎泥だらけになり室内では経験ができない
体験や遊びをしながら一歩一歩成長をしている。
セントバーナードは、愛玩犬ではなく使役犬である。
純粋犬を飼うというのであればその純粋性を大事にしていかなければならない。大きいから良いというのであればグレートデンだとかロシアンウルフを飼えばよいし、愛玩犬だというなら小型犬或るいはウサギやモルモットの類を飼えばよいと思う。
セントバーナードを飼う以上犬種の習性に適応した飼い方をしなくてはならないと動物管理法に明記されているのにケイジの中に入れっぱなしや狭い室内に閉じ込めぱなしの反法律的な飼育をされて使役犬とは思われない四肢の弱い犬が多くなってきている。
先日も5か月になっている犬を購入された方の犬のヴィデオを見たがX脚になった犬が考えられない値段で売買されていた。月齢がいった普通の犬は、高くなって当たり前で逆に欠点が出てきたり正常な発達が見受けられない点がある高月齢犬は、値段があるのがおかしい(無償)。それは、肉体的な正常だけでなくスタンダード上の逸脱度が高い犬も同様だと私は考えている。
ある人は、その売り主を
「金を見て犬を視ず。」と表現しており私もうまいことを言うなと賛同した。 

この子たちは、生まれた時には体が硬く体重も700g前後あり皆ショートヘアーだと思っていたら男の子”Frank”だけが皆より毛が長い様相を示してきた。新しくオーナーになられる現役セント界では私の次に古参になっている方から
「ロングではないか?」と質問があったが
生まれた時のコート(baby coat)が生え変わる頃4~6か月頃の毛がショートになる筈だからよく観察してくださいと回答した。

"Frank"
セントバーナードの毛種
は、スタンダード上ショートヘアーロングヘアーしかない。
ところがショートヘアー=スムースとかロングヘアー=ラフというように言語の意味をクソ味噌一緒にして使用している初心者だけでなくベテランの方もいる。
「スムース」とか「ラフ」というのは、毛質の呼称でセントバーナードの公式用語ではない。

"Eastwoods"long haired と " Felix"short haired↓


JKCの用語でもこの事が滅茶苦茶な使い方がされているので疑問を提示した結果スムースとかラフという用語は公式な使用は、されていない。FCIのスタンダードにも一言もスムースとかラフという用語はセントバーナード犬種には使用されていないのに何故JKCは、長年使用したのか不思議に思う。

↑”Flower" short haired↓

毛種に触れたついでに日本でしか通用しないいい加減な根拠のない毛についての用語使用に
「セミロング」
「ミディアム」
「マフラー」
という言葉を当たり前のように使用している方々がいるようだ。
言葉の使用は、自由であるけれども意味をはき違えたり
意味不明な使い方は、疑問に感じ「正確な意味」とか「使い方」を質すのが基礎教養と社会的地位と常識のあるセントバーナード人の姿勢ではないだろうか。
セントバーナード犬種にはショートとロングしかありません。それを識別するのは尻尾です。尻尾が棒状のものは、ショートの毛種に識別し、ふさふさした尻尾はロングに識別する決まりです。ただしあまりふさふさし過ぎると(旗が風になびくような)スタンダード上は、欠点です。

”Fair Lady” short haired  名前新ため "Dirty Lady" ??

「マフラー」という言葉は、最近聞いたのだが自動車のマフラーとか人間が冬寒くて首の周りに巻き付けるつけるマフラーは知っているがセントバーナード界で云うマフラーとは???
良く聞いたらスタンダードで要求されている首の周りの白色のことだということが分かった。「エリマキトカゲ」ではあるまいしセントバーナードにマフラーという言葉は誰が使い始めたのだろうか?普通は、「カラー巻き」と称し、要求されている首周りの白い部分が完全に巻いていなくても、殆ど見られない犬は、欠点であるし、今は殆どいないだろう。
以上普段から一度注意を促し正しい犬用語の使用に徹底していきたいと考えている。
3~40年前には、セントバーナード自体の間違った理解が多かったが今は、スマホで言語の意味だとか使用例は、簡単に解るので疑問に感じたら「聞くは一時の恥、知らぬは一生の恥」という格言があるように正しい用語の使い方に努めようではありませんか。

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